校則

試用期間を終えて、本格運用へ

校則修正に関する説明会での生徒会長から全校生徒に向けてメッセージ(一部抜粋して紹介します)

校則について考えるために心に刻んで欲しいことが2つあります。

1つは、「先輩方の思いを受け継いでいく」ということです。この改定は、様々な人の努力があったからこそ実現できたものです。その努力をした時の気持ちというのは実際に努力した人たちにしか分かりません。ですが、皆さんも考えることはできると思います。学校生活でこれはしてよいのか。悪いのか。そこからでも考えてみてください。その行動1つで努力した人の思いを受け継ぐことができるはずです。全員で作った校則を大切に守っていくために共に頑張っていきましょう。

2つは、「この校則は生徒の自主性が尊重されている」ということです。自主性が尊重されるということは、皆さん一人一人の行動がより大切になるということです。嘉穂高生への信頼から得られた自由、これを異なった方向で認識し、行き過ぎた行動をとってしまったり、風紀を乱してしまったとき、私たちはどうなるのでしょうか。きっと、信頼を失ってしまいます。だから、生徒会役員だけが考えるのではなく、生徒全員で考えて嘉穂を良くしていくことが今私たちに求められているものだと思います。

令和5年3月17日

第76代生徒会

校則【令和5年3月1日施行】

校則改定への挑戦

今年の10月、嘉穂高校の校則は大幅に改定されました。この改定に向け、私たち生徒会役員は、4月にクラス討議を行い、意見・要望の集約と回答を行いました。例年以上にクラスからの意見・要望が多く、その大半を校則関係が占めていました。生徒が改革を望んでいる。その思いを形にするために、まずは校則検討委員会を立ち上げました。生徒だけでなく、先生方にもメンバーに加わっていただき、生徒たちの思いを伝えると同時に、校則の意義やあり方、校則改定について何度も協議しました。話し合いは、夏休み期間中にも及び、8月と9月の2回の臨時生徒総会を経て、校則改定の要望を取りまとめ、学校に承認されました。

ここに掲載している校則は現在『試行期間中』です。生徒一人一人の行動が試されているときです。時代や気候変動に順応させ、より生徒が校内外で安全かつ安心して生活が送れるようにと内容を見直しました。従来に比べて、生徒自身の判断に委ねられる部分も多くなりました。だからこそ、校則が再び細かく明文化(はっきりと文書で書き示される)されるという無駄なサイクルは絶対したくありません。校訓「質実剛健・自主創造」の意味を理解し、信頼を大切にし、新校則として定着することを切に願っています。

令和4年12月

第75代生徒会、第76代生徒会

校則【試用期間:R4.10/1~R5.2.28】

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