理数科
- 深い学びを実現する専門性の高い数学・理科の授業
- 課題研究と人工知能を学ぶ「AIチャレンジ」
- 理系・文系の両方の進路選択に対応したカリキュラム

よくある質問
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高校卒業後の進路状況を教えて下さい。
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理数科に在籍している生徒のほとんどが難関国公立大学を中心に大学進学を考えています。「進路実績」に載せているとおり、これまでにすばらしい成果をあげています。現役で難関大学を目指すならば、理数科で頑張りましょう。
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授業の進度が速いと聞いているのでついて行けるかどうか心配です。
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授業の進度が速いことにより、実践問題の演習時間や復習の時間も十分に確保することができています。例えば「数学」は2年生までで、3年生の内容をほぼ終わります。授業のフォローとして、補習や個人添削を行うなどしていますので、安心して取り組むことができます。
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家庭教師に来てもらったり、塾に通わないと勉強について行けませんか。
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まずは、授業をしっかりと受けて確実に理解できるようにしましょう。分からないところが出てきたら、どんどん先生方に質問にいきましょう。職員室横には自習スペースや質問スペースがありますのでぜひ活用してください。昼休みや放課後の職員室は質問に来る生徒でいっぱいです。
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理数科から文系の大学を受験することはできますか。
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できます。本校の理数科は3年生で理系と文系のカリキュラムに分かれます。中学生のときに、理系、文系のどちらに進むのか決まっていなくても、高校に入ってから選択し受験することができます。
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部活動との両立はできますか。
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大丈夫です。理数科の多くの生徒が部活動と両立をしながら頑張っています。理数科には部活動のキャプテンや生徒会役員として活躍している生徒もたくさんいます。理数科の3年間で、多くのことに積極的にチャレンジして下さい。
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3年間クラス替えがないのが不安なんですが。
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安心して下さい。3年間クラス替えがないということは、それだけクラスの団結力が強まります。理数科は、生徒同士がお互いに協力し、切磋琢磨できる明るく前向きなクラスです。
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課題研究とは何ですか。
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日常生活の中で抱く疑問の中に自ら課題を見つけ、実験を通して解決していく探究活動です。本校では、1年次に理科、数学(情報)の基礎実験を行います。そして、2年次に週2時間の課題研究の時間を設け、それぞれが興味・関心のある課題を設定し、研究活動に取り組んでいます。詳しくは理数科課題研究のページを見てください。
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普通科との交流はありますか。
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本校では、全ての学校行事において「普通科」「理数科」の区別なく取り組んでいます。理数科の生徒は生徒会活動等にも積極的に参加し、学習面はもちろん、部活動、生徒会活動などいろんな方面で嘉穂高校を引っ張っています。
課題研究
課題研究とは
理数科の生徒が取り組む『課題研究』では、自ら課題を設定し、答えのない問題や疑問を解決していく力を身に付けることを目的としています。
校内発表会を経て選ばれたチームは、翌年の福岡県理数科課題研究発表大会に出場します。

理数科独自行事
実験実習in大学実験室
九州工業大学情報工学部や九州大学工学部の実験室を訪れ、教授や大学生から直接指導いただきます。将来の進路について考える大きなきっかけになります。



令和7年度入試合格実績
一部抜粋
国公立大学
- 九州大学(工学部V群、理学部数学科、経済学部)
- 宇都宮大学(工学部基礎工学科)
- 山口大学(理学部化学科)
- 山口東京理科大学(薬学部薬学科)
- 九州工業大学(工学部工学2類、情報工学部情工1類/3類)
- 熊本大学(薬学部、工学部電気情報工学科)
私立大学
- 立命館大学(生命科学部応用科学科、理工学部物理化学科)
- 産業医科大学(産業保健学部看護学科) ほか
専門学校
- 麻生看護大学校 ほか

各種パンフレット
学科・コース別のパンフレットは、
各種パンフレットのページでご覧いただけます。
卒業生の声
理数科の一員でよかった
高校時代を振り返ったとき、一番に思い出すのは所属していた吹奏楽部の最後のコンクールです。全国大会にあと一歩及ばず涙、後にも先にも、悔しくてあんなに泣いたことはなく、それだけ一生懸命に打ち込んでいたんだなと当時を思い出します。そして、結果が及ばずに落ち込んでいる私を励ましてくれたのは、理数科のクラスメイトでした。ホームルームでは、担任の先生含めて皆で「よく頑張ったね」と労ってもらいました。とても良い思い出です。クラスは、本当にみんな仲が良く、合唱コンクール、クラスマッチ、大運動会などの行事は全力で取り組んでいました。同時に、メリハリを付けるのが上手だったように思います。どんなに盛り上がった行事でも、終わったら、すっと勉強へシフトチェンジすることが当たり前の雰囲気でした。部活動や勉強に対する意識が高い人も多く、大学受験においても大いに刺激を受けました。そんな同級生に出会えたのも、理数科を選んでよかったなと思えるところです。
現在は大学で鳥類の進化について研究をしています。もともと動物、特に鳥が大好きで、動物の飼育本や図鑑をひたすら読んでいるような子どもでした。必然的に生物学への興味に繋がり、今に至ります。近い将来、フィールド調査を含めて、海外でも勉強してみたいと思っています。そのために学会発表など掴めるチャンスは掴んでいきたいなと思っています。

髙橋由凜子 さん
北海道大学 理学部生物科学科生物学専修分野